第4回はいつから?まだ間に合う2025年の省力化投資補助金(一般型)申請に向けた準備を解説

省力化投資補助金(一般型)の実施回数は、「年3~4回を予定しています」と公式サイトに明記されています。

※公募回は年3~4回を予定しています。

引用元:スケジュール(一般型)省力化投資補助金

2025年はすでに第3回までの公募が行われており、次回(第4回)が2025年内になるのか、2026年に実施されるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、公式情報と過去の公募実績から今後の予定や申請スケジュールを予想してみました。

おそらく第3回の公募締切後1ヶ月以内に、第4回の公募要領(2025年9月)が公開され、2025年12月~2026年1月締め切りといったようなスケジュールではないかと考えます。

本記事では、第4回のスケジュール感(予想)やその理由、第4回に向けていま準備すべきことを解説します。

この記事を読めばわかること
  • 省力化投資補助金(一般型)第4回の開始時期(予想)
  • 第4回の申請に向けて今すべきこと

本記事を監修する専門家

池上 翔大
補助金申請支援を行う会社で補助金事業部統括マネージャーを勤める。
年間100件以上の事業者に対し、補助金の採択へ導いている。

目次

第4回の公募は2025年中に実施されるのか。それとも2026年?

省力化投資補助金公式サイトのスケジュールをみてみると「一般型の公募回数は年3~4回を予定している」という記載のほか、「第4回の公募のスケジュールは詳細が確定次第更新いたします」という記載があります。

中小企業省力化投資補助金
スケジュール(一般型)|中小企業省力化投資補助金 中小企業省力化投資補助金(一般型)に関する各種スケジュールを掲載しております。

過去3回は、以下のスケジュールで実施されています。

公募要領公開申請開始公募締切採択発表
1回2025/1/30(木)2025/3/19(月)2025/3/31(月)2025/6/16(月)
2回2025/4/15(火)2025/4/25(金)2025/5/30(金)2025/8/8(金)
3回2025/6/27(金)2025/8/4(月)2025/8/29(金)2025/11月下旬
4回2025/9月?2025/12 or 2026/1?

回によって、各間隔はさまざまです。

第1回は、申請開始から公募締切がたったの13日間。第2回は、公募要領公開から申請開始までは10日。

ただしどの回も、公募申請が終わったあと1ヶ月経たずに次回の公募要領が公開されています(第1回→第2回、第2回→第3回とまだ2回しかありませんが)。

これらの傾向から、第4回の公募要領は第3回の公募申請が終わったあと1ヶ月以内にアナウンス(8/29→9月中?)。2025年12月or2026年1月公募締め切りで実施されるのではないかと考えております。

第4回公募スケジュール(当メディア予想)

公募要領公開2025/9(前回公募締切から1か月以内)
申請開始日2025/10.11
公募締切日2025/12~2026/1
採択発表日2026/3.4月頃(公募締切の約3か月後)

申請を検討している方は公式サイトを定期的にチェックしておきましょう。

当サイトでも補助金関連の最新情報を随時更新予定です。

中小企業省力化投資補助金
スケジュール(一般型)|中小企業省力化投資補助金 中小企業省力化投資補助金(一般型)に関する各種スケジュールを掲載しております。

第4回の省力化投資補助金に向けて、いま準備すべきこと

第4回の省力化投資補助金の申請に向けて、スムーズに申請を進めるために今できることをチェックしておきましょう。

補助対象となる設備や経費を整理する

申請がスタートしてから焦らないように、どのような設備・サービスにたいして補助金を申請するのか、事前に検討しておくと安心です。

対象となるのは、機械装置やシステム構築費(必須)、技術導入費、クラウドサービス利用費などです。

自社に必要な設備やサービスは何かを早めに情報を集め、整理しておきましょう。

あらかじめ、申請に必要な書類を把握しておく

申請には、多くの書類が必要になります。

全事業者が用意する損益計算書・貸借対照表・事業計画書のほか、会社ごとに必要となる書類は異なります。

事前にどのような書類が必要なのか、把握しておくとスムーズに申請を進めることができるでしょう。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

大型補助金ナビ
大型補助金ナビ | 新規事業・設備導入・新規出店に使える1,000万円以上の補助金情報を発信 新規事業・設備導入・新規出店に使える1,000万円以上の補助金情報を発信

第4回の申請を検討中なら、いまから準備を始めましょう

省力化投資補助金は、各回ごとのスケジュールにばらつきがあります。

ただし第3回までで共通しているのは、公募申請の締切から1か月以内に次回の公募要領が公開されている点です。

この傾向を踏まえると、第4回は2025年9月に要領公開、2025年12月〜2026年1月締切のスケジュール感ではないかと考えています。

第4回で申請を予定している事業者は、いまから事業計画や必要書類の準備を始めておくことが重要です。

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この記事を書いた人

東京大学大学院 工学系研究科に所属。
ものづくり補助金、東京・千葉の設備投資向け補助金など支援実績多数。これまでに支援した企業の累計採択額は1.5億円を超え、採択率95%という高い成果を上げている。

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